クリスチャン・オジャ―ルは来年で50周年を迎えます。
約半世紀にわたるブランドの歴史を振り返ってみると、今見ても魅力的なものがたくさんあることにビックリします。
このシリーズでは、さまざまな資料や写真を通して、クリスチャン・オジャールの歴史をひも解き、お届けしていきたいと思います。
お届けするのは、「クリスチャン・オジャール 歴史探偵」の氣駕マサヒコです。
楽しみにしてくださいね!
全集中、探偵の呼吸 壱の型 古いカタログ探し!?ーーーといことで、今回は80年代の展示会場写真を見つけました。
ご存知のとおり、クリスチャン・オジャールは1968年に設立されました。
その後、1972年に日本でイトキン(株)と提携して製造販売を開始します。
販売開始後、日本でも順調にファンが広がり人気を獲得。躍進の1980年代を迎えます。
今回は、1983年当時の展示会場の写真が出てまいりました!!
1980年代の日本の景気と言えば空前の盛況、バブルを迎え、世界でも屈指の経済大国に成長していきます。
この頃、みんなが同じものを持つようになったことから『ほかと違うもの』を求める声が高まります。
ライフスタイルや価値観に合わせたものを作ることが求められていきました。
クリスチャン・オジャールはこの流行にピッタリだったのでしょうね!!
38年前の展示会場写真、まずはこちらから。
当時人気のマニッシュなスタイリングが登場!
コレクションタイトルも『モダン・ダンディズム』となっています。
秋冬の展示会ですね。
光沢感のある素材で仕上げた、ジャケットとパンツがモダンでお洒落。
向かって左側のマネキンが羽織っているダブルブレストのジャケットが肩がけっていう感じが当時のメンズ感出ていますね!
コーディネートされているメンズライクなハットもピッタリ。
黒のマネキンの動きのある見せ方も当時のトレンドだったのでしょう。
右側のワイドパンツなんて、今のトレンドのスタイリングと同じに見えます。
セットアップのスペンサージャケットも当時の人気でしたね!
さて、次の1枚へ!
80年代らしいゆったりしたロングコートに、プリーツスカートのプリント柄がきいたスタイリングになっています。
わかりにくいですが、左のマネキンのコートは、袖のラインもゆったりして、大きめのフードスタイル。
右のマネキンのコートは、オーバーサイズでボリュームがあるところなんて、現在のトレンドにつながってますね。
プリントもレトロ感ある柄感がきれい、インナーのニットも手が込んだデザインですね!!
クリスチャン・オジャールのプリント柄は特に好評だったと当時の記事にも多々見受けられます。
この頃は、ミケーレさんこと、ミセス・オジャールさんのコレクションですね。
そして、こちらの1枚はゴージャスよーーー!
この当時なので本物のリアルファーを使用した豪華なコートが登場!!
思わずほしいーーーー!!!
大胆にエレガンスがに羽織るスタイリングが思わず『ボン・グー』です。
シルエットもゆったり感があり、ゴージャスです。
さすが80年代、バブルへGO!!
この当時のオジャール・ショップの写真を発見しました、こちらです。
オレンジのカラーがアイキャッチになる素敵なショップです。
大理石をひいた高級感漂う店構えに、優雅に立つマネキンのスタイルがエレガンス!!
クリスチャン・オジャールって、こんなに素晴らしいブランドなんですね。
でも、このショップいったいどこのお店だか、わからないのですよ。。。探偵業引退です?!
もし、わかる方がいたら ぜひ教えてくださいね!!
次回は、懐かしいショップの写真をもっとお見せできる予定です、もしかしたら行ったことのあるお店があるかも?
今回の記事お楽しみいただけたでしょうか?
次回も楽しい記事を探してきますので、どうぞお楽しみに。
探偵稼業まだまだ続きますよ、じっちゃんの、名にかけて!
PROFILE
氣駕マサヒコ
東京都出身。
1988年にイトキン株式会社に入社。販売から企画を経て、現在コーディネーターとして活躍中。楽しいトークが人気を呼び、全国百貨店を中心にトークショーを講演、テレビショッピング出演。
2024.02.01
2023.09.19
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