クリスチャン・オジャールのパリコレクションの当時撮影していたオランダ人の写真家、ポール・ヴァン・リエル(Paul van Riel)氏による、コレクション画像を特別に1年間限定でご紹介します。
公開期限:2023年1月31日
Photo © Paul van Riel
1975年、Cité Paradisにあった当時のオフィスで開催された初めてのコレクション。
白い外壁にCHRISTIAN AUJARDのロゴが素敵なオフィスと、その前でショーを待つ人々。
Photo © Paul van Riel
ネイビーのコンビネゾンに白いハットとマリンボーダーを合わせた、クリスチャン・オジャールらしいマリンルック。
海モチーフは、クリスチャン・オジャールにとって大切なアイコンの一つです。当時のプレスルームでの親しみやすいショーでした。
Photo © Paul van Riel
1976年の秋冬コレクション。
ジャケットとボトムのセットアップにコートを合わせた3点スタイルは話題を呼び、瞬く間にクリスチャン・オジャールの代名詞になりました。小物使いや、キャメルのグラデーションに差し込んだブルーのアクセントなどセンスが光ります。
Photo © Paul van Riel
メンズコレクションも登場しました。
スポーティながらもシックなのは、クリスチャン・オジャールならでは。さまざまな素材や絶妙なカラーコーディネートなど他にはない遊び心も満点です。
Photo © Paul van Riel
1977年の春夏コレクション。
爽やかな白×ライトグリーン。ドレスやジャケットのセットアップ、ブラウスなどに羽織らせた春のコートが軽やかです。
スポーティとエレガントの融合が見事なコレクション。レースアップの春ブーツも可愛い。
Photo © Paul van Riel
1977年の秋冬コレクション。
シルエットが美しいコートドレス、インナーのニット、タイツを白でまとめたオールホワイトコレクション。
ベージュのベルトとブラウンのレースアップブーツが良いアクセントに。
Photo © Paul van Riel
グリーンのブルゾン風のショートコートに、たっぷりとしたビッグチェックのフレアスカートを合わせて。
なんといっても効いているのは、グリーンのタイツと赤のシューズ。
全身が絶妙にマッチしていて本当に素敵です。
Photo © Paul van Riel
1979年春夏コレクション。
ホテル インターコンチネンタルの格調高い大広間で開催されました。
最初のオフィスでの開催したショーに比べてとても豪華になっています。
春素材のスーツスタイルにコサージュや小粋なハットがアクセントになっていますが、クラシックになりすぎずに新鮮にまとめ上げています。
Photo © Paul van Riel
スエードのカラーベルトがアクセントになった、かっこいいサマードレス。
都会的な洗練されたスタイリングを、バングルやシューズなど遊び心のあるアクセサリーでアレンジしています。
ベルトマークは当時のコレクションには頻繁に登場していました。
Photo © Paul van Riel
1979年秋冬コレクション。
ゴールドのサテンブラウスに、サテンやレースなど凝った素材の組み合わせでボーダー柄を表現したボリュームスカートのスタイリングが新鮮です。
シャイニーな素材同士でも下品にならないのは、クリスチャン・オジャールらしい色選びとシックな着こなしによるもの。
Photo © Paul van Riel
1979年秋冬コレクション。
80年代を予見するようなビックショルダーのコートは大きなチェック柄が新鮮。
2人のモデルのアウターに合わせてそれぞれにコーディネートされた計算されたアイテムで、グラフィカルにも見えるショットになっています。
カラーストッキングやシューズも引き続き登場しています。
Paul van Riel
https://www.paulvanriel.com/
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