クリスチャン・オジャ―ルは今年で50周年を迎えます。
約半世紀にわたるブランドの歴史を振り返ってみると、今見ても魅力的なものがたくさんあることにビックリします。
このシリーズでは、さまざまな資料や写真を通して、クリスチャン・オジャールの歴史をひも解き、お届けしていきたいと思います。
お届けするのは、「クリスチャン・オジャール 歴史探偵」の氣駕マサヒコです。
楽しみにしてくださいね!
さて今回は、澤地店長コレクションの最終回です。
今でこそ少なくなりました、アクセサリーグッズのコレクションから紹介します。
当時のカタログにも特集が組まれるくらい人気があったようです。
1997年の秋冬コレクションのカタログですね。
シューズからスカーフ、ベルトなど多くのアクセサリーがズラリ!
見ただけでも色と全体感が統一されている感じが伝わってきます。
〇印内のアクセサリーを、澤地店長がお持ちでした。
こちらが、拡大写真です。
後ろ側にピンの留め具が付いています。
贅沢な本革を使用したリッチなペンダントが2種類。
縦寸が約5センチと存在感のあるアクセサリーです。
保存状態良すぎ! 今でも使えますよ。
当時は、他にも多くのアクセサリーが作られていました。
次はオジャールのロゴをあしらったデザインを2点、どうぞ!
上の安全ピンのオブジェのようなデザインに溶接されたロゴがゆったりと下がっています、細かい彫刻の模様など、
何か当時のゆとりを感じますね。
これが作られた年は1990年から1995年のあたりみたいです。
下の豪華なデザインは1990年から1992年のもの。
当時のイケイケを背景にあるようなリッチなスワロフスキー風のデザイン。
プリンスセスプリンセスのミュージックが似合いそうな感じ。
胸元にキラット、うれしいアイテムですね!
当時の肩広のジャケットに付けたら、マハラジャでステップを踏みたくなりますね。。
さて、次のアクセサリーは。
上のシマウマ柄とCAのデザインが、1995年から2000年くらいのもの。
下の馬柄が1990年頃のものだそうです。
やはり、馬のモチーフが出てくるとオジャール感が際立ちます!
乗馬をこよなく愛した、オジャール氏へのオマージュですね!!
当時のアクセサリーのコンセプトは『目立つより、際立つ』
『主張し過ぎることなく、その女性の印象のなかに自然に溶け込み、品の良い脇役を演じてくれる。
そんな小物たちが、クリスチャン・オジャールのアクセサリーです。』と、記されてました。
実は、お洋服でぜひ皆さんに見せたいデザインがあります。
前回も書いたように、当時のオジャールのプリントは、絵で描いたような、鮮やかなタッチがすてきでした。
こちらの商品は、1991年頃で日本製でした!
手触り抜群の合繊生地で、長めのチュニックのような丈です。
とにかく、絵柄がゼブラかジラフのようでいて、高級感のある素晴らしさ!芸術作品のような仕上がりですね。
最後に、もう一枚。
コットン100%のポロ衿のシャツです。
当時のトレンドでしょうか、こちらの丈も長めですね!
柄部分をお見せしたいので、拡大します!
遊び感のある絵柄が、余裕を感じます。
椰子の木陰にジャケット姿にハットを持った男性とワンピース姿の女性の絵などが描かれていますね!
1990年春夏コレクションのカタログに掲載されています。
同じ柄のパンツが載っていました!
トップスで来ているニットも大きめで丈長、ベルトで絞り込むスタイルが素敵です。
最後に澤地店長の90年代を謳歌している写真を1枚。
素敵すぎるので、思わず掲載しちゃいました。。。
前にいただいた澤地店長のコメントに、当時のオジャールは
「大人の女性がかっこいい時代で、若い子の憧れでしたし、私自身も憧れました」と、ありましたが、
まさに憧れた姿になって時代を満喫するオジャール・ガールの笑顔にボングー!!
これからも、オジャールに関するあらゆる情報を探していきますね!!
今回の記事お楽しみいただけたでしょうか?
次回も楽しい記事を探してきますので、どうぞお楽しみに。
探偵稼業まだまだ続きますよ、じっちゃんの、名にかけて!
PROFILE
2024.02.01
2023.09.19
2023.09.05
2023.09.04
2023.08.28
2023.08.21
2023.08.21
2023.08.14